個人事業主向け:GビズIDの取得方法完全ガイド【2025年最新版】

記事監修者:今江亮一
経営コンサルタント 中小企業診断士
強みつくーるコンサルティング代表。デジタルマーケティング歴13年。中小企業診断士の資格を活かして、小売・飲食・サービス業向けに【経営支援+集客戦略】の一貫した支援が可能。趣味は映画鑑賞やテレビゲーム(最近はモンハンワイルズ)。好きな食べ物はスナック菓子と家系ラーメン(固め+濃いめ+多め)。今欲しいものは食べても太らない体。悩みは痩せない体。

GビズIDは、補助金申請や各種行政手続きに必要な共通認証IDです。この記事では、個人事業主がGビズIDを登録する際の流れを詳しく解説します。オンライン申請と郵送申請の違いや注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください!


目次

GビズIDとは?

GビズIDは、行政サービスをオンラインで利用するための共通IDです。これを取得することで、補助金申請や社会保険手続きなど、さまざまな電子申請が可能になります。特に、補助金申請では「GビズIDプライム」の取得が必須となる場合が多いです。

GビズIDには以下の3種類があります:

  • GビズIDエントリー:簡易版。審査不要で即日発行可能ですが、利用できるサービスが限定的。
  • GビズIDプライム:すべての電子申請が可能。個人事業主や法人代表者向け。
  • GビズIDメンバー:法人従業員向け。プライムアカウントの管理者が作成可能。

この記事では、個人事業主が「GビズIDプライム」を取得する手順を解説します。


GビズIDプライムの登録方法

GビズIDプライムの登録は、以下の2つの方法で行えます:

  1. オンライン申請(即日発行可能)
  2. 郵送申請(1~2週間程度で発行)

1. オンライン申請の手順

オンライン申請は、マイナンバーカードを利用して即日発行が可能です。以下の手順で進めます。

事前準備

  • マイナンバーカード
  • パソコン(申請フォーム入力用)
  • スマートフォン(「GビズID」アプリをインストール)

GビズID取得手順

  • 次はオンライン申請なので、「GビズIDプライムをオンライン申請する」を選択。

  • 続いて上部に「法人」と「個人」のタグがあるので、必ず『個人』を選んでください。
    ここは意外と間違いやすいポイントなので気を付けてください。
    その後は下にスクロールして、「申請を始める」をクリックしましょう!
  • 続いては、メールアドレスを登録します。
    「規約に同意する」をチェックした後は「次へ」をクリックしてください。

続いては登録したメールアドレスにワンタイムパスワードが届いているはずなので、パスワードを入力して「OK」をクリック。

この後は名前や住所といった基本情報を入力するページが表示されますので、内容に沿って入力していきましょう!

基本情報を入力した後は画面にQRコードが表示されます。
制限時間が表示されるので、かなり焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いて事前にダウンロードしたGビズアプリをスマホで開きましょう。

スマホでGビズIDアプリを立ち上げたら「QR」で読み取るを選択。
初期設定ではカメラが機能がオフになっている可能性があるので、その時はスマホの設定からGビズIDのカメラ機能をオンにしましょう。

あとは「暗唱番号(4桁)」と「署名用電子証明書暗証番号」を入力します。
そのあとはスマホでマイナカードを読み込みましょう。

スマホでの入力が終われば、再びパソコン操作に戻ります。
後は申請情報の最終確認が終われば、再度SMSによるワンタイムパスワードを入力すれば終了です。
オンラインだとすぐに申請が終わるので楽チンですよね。

2. 郵送申請の手順

ちなみに念のため、郵送申請の手順も簡単にご説明します。こちらはマイナンバーカードを持っていない場合やオンライン申請が難しい場合に利用します。(正直面倒くさい…)

  1. 事前準備
    • 印鑑登録証明書(発行から3か月以内のもの)
    • 登録印(印鑑登録証明書に登録されている印鑑)
    • メールアドレス
    • パソコン(申請書作成用)
  2. 申請書の作成
    • GビズID公式サイトで申請書をダウンロード。
    • 必要事項を入力し、印刷後に登録印を押印。
  3. 書類の郵送
    • 申請書と印鑑登録証明書をGビズID運用センターに郵送。
  4. 審査と登録完了
    • 書類審査が行われ、不備がなければ1~2週間程度で登録完了のメールが届きます。
    • メールの案内に従い、パスワードを設定して利用開始。

登録時の注意点

GビズIDを登録する際には、以下の点に注意してください:

  • 印鑑登録証明書の有効期限:郵送申請の場合、証明書は発行から3か月以内のものが必要です。
  • 申請書の不備:申請書に記載漏れや押印漏れがあると、審査が遅れる可能性があります。
  • メールアドレスの管理:登録したメールアドレスは、今後の通知やログインIDとして使用されます。確実にアクセスできるものを登録してください。
  • オンライン申請の暗証番号:マイナンバーカードの暗証番号を忘れている場合、事前に市区町村窓口で再設定が必要です。

GビズIDでできること

GビズIDを取得すると、以下のような行政サービスを利用できます:

  • 補助金や助成金の申請(例:小規模事業持続化補助金、IT導入補助金、事業再構築補助金)
  • 社会保険や雇用保険の電子申請
  • 各種許認可手続き

特に補助金申請では、GビズIDプライムが必須となるケースが多いため、早めに取得しておくことをおすすめします。


まとめ

GビズIDは、個人事業主にとって行政手続きを効率化するための重要なツールです。オンライン申請なら即日発行が可能で、郵送申請でも1~2週間程度で取得できます。この記事を参考に、スムーズに登録を進めてください。

GビズIDを活用して、補助金申請や各種手続きを効率的に進めましょう!
ちょっとGビズIDの登録が難しそう…補助金の申請も一緒に代行してほしいという方は是非お気軽にご相談ください!!

GビズIDの登録から補助金申請のご相談はこちらから

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